来週の株式相場見通しと今週のトレード結果

■今週の相場振り返り

今週の日経平均は週間で 277.69円高(+0.62%)の45,045.81円 となりました。

週前半は米FOMCを控えて様子見ムードが広がりましたが、FOMCでは 0.25%の利下げが決定。年内にあと2回の利下げが見込まれるとの見通しも示され、東京市場では半導体株を中心に買いが広がりました。

18日には日経平均が一時45,852円まで上昇。しかし週末は日銀がETFの市場売却開始を発表したことがネガティブサプライズとなり、後場は伸び悩む展開となりました。

投資主体別売買動向を見ると、外国人投資家は 現物を6,533億円売り越し、先物を5,000億円買い越し、合計1,533億円の売り越し。個人投資家も合計5,292億円の売り越しとなりました。一方、自己部門は9,315億円の買い越しで、需給面の下支え役となりました。


■来週の相場展望(予想レンジ:44,000~46,000円)

来週は半導体株を中心とした物色で 45,000円台を維持できるかが焦点 です。

  • ETF売却開始は市場への直接的な影響は小さいものの、日銀がタカ派に傾きつつある兆しとして意識されやすい。
  • 米国では利下げ好感の動きに一巡感が出る可能性もあり、調整リスクに注意。
  • 国内では 自民党総裁選(22日告示) がテーマ物色を刺激。
  • 海外では 米マイクロンの決算(23日) が東京市場の半導体関連株に影響を与える見込み。

■来週の注目銘柄

来週は、以下の3銘柄に注目しています。

  • 日本システム技術(4323)
     ITサービスやソフト開発を手掛け、教育支援システム「J-STAGE」などを展開。AI・DX需要拡大の恩恵を受けやすく、成長期待が高い。
  • スターティアホールディングス(3393)
     クラウドやデジタルマーケティング事業に強み。DX投資拡大や広告市場の成長を背景に、中期的な成長余地が大きい。直近チャートも上向きで、短期資金が流入しやすい。
  • 横浜冷凍(2874)
     冷凍食品の保管・物流大手。食料インフラを支える安定企業で、防衛的な資金シフトの受け皿にも。円安や食料価格の変動も追い風となりやすい。

■今週のトレード結果

今週の取引はマイナス着地となりました。

  • 東海旅客鉄道(9022):4,233円で損切 → -3,375円
  • 中国塗料(4617):3,515円で損切 → -18,335円
  • ETSグループ:損切 → -11,515円

📊 合計損益:-33,225円


■まとめ

  • 今週の日経平均はFOMC後に半導体株が牽引して上昇も、日銀ETF売却決定で伸び悩み。
  • 来週は 44,000〜46,000円レンジ を想定。45,000円台を維持できるかがポイント。
  • テーマ株物色では 総裁選関連+半導体関連 が引き続き焦点。
  • 私自身のトレードは -33,225円 とマイナスに。来週は注目銘柄に絞り、冷静な立ち回りでリカバーを狙いたい。

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